ぎっくり腰の原因と対処法
突然起こる「ぎっくり腰」
重い物を持ったときや、ふとした動きの中で突然起こる「ぎっくり腰」。
正式には急性腰痛と呼ばれ、急に強い痛みが出るのが特徴です。
当院にも
・朝起きた時に痛くなった
・物を持った瞬間に痛めた
・体をひねった時に痛くなった
といったご相談が多くあります。
ただ、ぎっくり腰は「突然起こったように感じる」だけで、実際には体の状態が関係していることも少なくありません。
ぎっくり腰はなぜ起こるのか
体は本来、1つの関節だけで動いているわけではありません。
例えば前かがみになる動作でも
- 股関節
- 骨盤
- 背骨
など、複数の関節が連動して動くことでスムーズな動きになります。
股関節が曲がるときには骨盤も後ろに傾き、背骨もそれに合わせて動きます。
このように体は、いくつもの関節が協力しながら動くようにできています。
連動がうまくいかないと腰に負担が集中する
しかし
- 股関節の動きが少ない
- 骨盤の動きが悪い
- 背中が固い
といった状態になると、本来分散されるはずの負担が腰に集中してしまうことがあります。
その結果
・物を持ったとき
・体をひねったとき
・ふとした動き
といったタイミングで、ぎっくり腰が起こることがあります。
腰が原因とは限らない
ぎっくり腰になると
「腰を痛めた」
と思われる方が多いと思います。
もちろん腰の筋肉や関節が影響していることもありますが、実際には
- 股関節
- 背中
- 骨盤の動き
などが関係していることも少なくありません。
そのため、腰だけをマッサージしたりストレッチしても、根本的な原因が残ってしまうこともあります。
ぎっくり腰を繰り返している方は特にこの傾向にあります。
ぎっくり腰は安静にしていれば良い?
ぎっくり腰になると
「とにかく安静にした方がいい」
と思う方も多いと思います。
もちろん、痛みが強い初期は無理をしないことが大切です。
ただ、痛みが少し落ち着いてきたら、少しずつ体を動かしていくことも大切です。
長く動かさない状態が続くと
- 筋肉が固くなる
- 体の動きが悪くなる
といった状態につながることもあります。
そのため、無理のない範囲で体を動かしていくことが回復につながる場合もあります。
セルフケアは注意が必要
ぎっくり腰のあとに、ストレッチや体操を行う方も多いと思います。
ただ、体の状態に合っていないセルフケアを行うと、逆に痛みが強くなることもあります。
例えば
・痛みが強いのに無理にストレッチする
・腰ばかり動かしてしまう
・動画を見て自己流で行う
といった場合には注意が必要です。
体の状態に合わせたケアを行うことが大切です。
ぎっくり腰を繰り返さないために
ぎっくり腰は一度起こると、繰り返してしまう方も少なくありません。
そのため
- 体の動き
- 関節の連動
- 日常生活での体の使い方
を見直していくことが大切です。
腰だけではなく、体全体の動きから整えていくことで、腰への負担を減らすことにつながります。
関連記事
腰痛などについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
▶ 腰痛がなかなか良くならない理由
▶︎ 坐骨神経痛とは?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

