慢性

痛みといってもさまざま〜肩こりや腰痛でお悩みの方〜

痛みの種類は人によってさまざま

「痛みがあるんです」と言っても、その内容は人によって本当にさまざまです。ズキズキと刺すような痛み、重だるさのような不快感、動かすと出る違和感…。同じ「肩の痛み」でも、ある人は筋肉の張り、別の人は神経の圧迫、また別の人は内臓の疲労が関連しているケースもあります。

そのため、「どこが痛いのか」だけでなく、「どんなふうに痛いのか」「いつから痛いのか」「何をすると痛むのか」といった情報がとても大切です。単なる筋肉疲労と思っていた痛みが、実は慢性的な姿勢の崩れや、内臓の不調と関係していることも珍しくありません。

痛みは「悪者」ではない

「痛みがある=体に悪い」と考えがちですが、実は痛みは体からの大事なサインです。「これ以上使うと壊れてしまうよ」「無理をしているよ」というブレーキの役割を果たしているのです。
つまり、痛みは体を守るために起こっている“必要な反応”でもあります。

ただし、問題なのはその痛みが長く続いてしまう場合です。慢性的な痛みになると、身体だけでなく脳や神経の働きにも影響し、実際にはもう炎症が治まっているのに「痛い」と感じ続けてしまうこともあります。これを「痛みの記憶」と呼び、慢性痛の原因のひとつと考えられています。

痛みの原因は「身体」だけじゃない

近年では、「心」と「体」は切り離せないという考え方が広がっています。
特に、ストレスや不安、睡眠不足、自律神経の乱れは、体の痛みと深く関係しています。実際に、ストレスが強い時に腰痛や頭痛が悪化したという経験がある方も多いのではないでしょうか。

痛みの原因を探るとき、「骨や筋肉」だけを診るのではなく、生活習慣や心の状態、日々の体の使い方も総合的に見る必要があるのです。

当院で大切にしていること

当院では、痛みのある部位だけを施術するのではなく、「なぜそこに痛みが出ているのか?」を丁寧に評価し、根本から改善していくことを大切にしています。姿勢の崩れや筋肉のアンバランス、内臓の疲れ、精神的な負荷など、様々な角度から原因を探っていきます。

また、ただ施術をして終わりではなく、日常生活での姿勢や動作、セルフケアの方法までしっかりお伝えしています。自分の体のクセに気づくことで、再発しにくい体づくりができるようになるからです。

「痛み」は無視せず、向き合うことが大切です

「湿布でごまかしている」「年だから仕方ない」といって、痛みを放置してしまう方が多くいらっしゃいます。しかし、その痛みは今のあなたの体からの“メッセージ”です。
痛み止めを飲み続けているのは、「その場しのぎ」の可能性が高く、根本改善にはつながっていない可能性があります。

その痛みの本当の原因を知ることで、体はもっと軽く、もっと自由に動けるようになります。
もし気になる症状があれば、どうか一人で悩まず、一人ひとりに合ったケア方法を一緒に見つけていきましょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

当店での施術

札幌市東区で整体×パーソナルジムをしています「Conditioning Gym CoAbility」です。

当店での施術は「西洋医学」と「東洋医学」の両方からアプローチを行っています。
西洋医学は主に病院で、東洋医学は主に鍼灸院などで行われることがほとんどですが、当店ではこの2つを融合させて施術を行っています。これは、単に2つの医療システムを組み合わせるだけでなく、それぞれの長所を活かし、みなさんの健康維持や施術をより効果的に行うための新たなアプローチです。

西洋医学と東洋医学の違いと特徴

まず、西洋医学と東洋医学の基本的なアプローチについて理解することが重要です。西洋医学は科学的な証拠に基づき、症状の原因を特定し、それに対して治療を行っていくことが特徴です。一方、東洋医学は体のエネルギーの流れやバランスを重視し、代表的な方法としては鍼灸や漢方があります。西洋医学は病気の症状を治療することに焦点を当てるのに対し、東洋医学は体全体のバランスを整えることを目指しています。

融合の可能性とメリット

両者のアプローチを融合させることで、健康管理や治療の幅が広がると期待されています。例えば、慢性的な疾患に対して西洋医学の治療を行いつつ、東洋医学のアプローチを取り入れることで、薬物の副作用を軽減しつつ治療効果を向上させることができます。また、予防医学の観点からも、東洋医学の方法を使って生活習慣の改善を促すことで、病気のリスクを減少させる効果が期待されます。

実際の取り組み

実際に当店ではどのように融合させているのか。
当店ではみなさんの痛み・悩みに対して、体の状態だけでなく、日常生活状況や睡眠、ストレスなど多岐にわたって総合的に分析し、西洋医学の観点から痛みや悩みの原因を具体化しながら、さらにその根本解決するために東洋医学の観点から全体のバランスや繋がりを考えながら施術を行っていきます。
単に硬い筋肉をほぐす、弱い筋肉をトレーニングするではなく、固くなってしまった原因をさまざまな視点から分析することで、その時だけ良くなるではなく、再発しないことを目標に施術を行っていきます。
また、冷え性やむくみ・睡眠障害など怪我や病気とは違った悩みに関しても、西洋医学と東洋医学の両方からアプローチしていくことで改善へ向けてできることがたくさんあります。

みなさんのお越しをお待ちしています。