横隔膜

深呼吸できていますか?

札幌市東区で整体×パーソナルジムをしています「Conditioning Gym CoAbility」です。

みなさんは深呼吸できていますか?
呼吸ではなく”深”呼吸です。
いざしてみようとするとむせてしまったり、なかなか大きく息が吸えないという方も多いのではないでしょうか。

深呼吸ができないとどのようなデメリットがあるのか?
・エネルギー不足
呼吸が浅いということは、酸素を多く取り込めないということです。
酸素は筋肉を動かす上でとても重要なエネルギー源なので酸素の供給量が減ってしまうと、筋肉を動かしにくくなりパフォーマンスが下がってしまいます。

・自律神経の乱れ、睡眠障害
呼吸が浅くなってしまうと、酸素を取り込む量が減ってしまうため、呼吸の数を増やしたり、心臓の拍動を早くして全身へ酸素を送り出そうとします。
すると、心臓がより頑張らなければいけなくなるため、交感神経が活発に活動します。交感神経が活発に活動するということはリラックスをしにくくなってしまいます。
自律神経は交感神経と副交感神経がバランスよく活動することで正常を保ちますが、交感神経がずっと活発に活動してしまうと、バランスが崩れリラックスにしにくくなり、眠りづらくなったりします。

・消化機能低下
こちらは自律神経の乱れにも関係しますが、消化機能は副交感神経が活動することにより上がります。
呼吸が浅くなることで、副交感神経よりも交感神経が活発に活動することにより消化機能が低下してしまうのです。
消化機能が低下してしまうと、太りやすさにも繋がっていきます。

深呼吸ができないのは肺が膨らめなくなっているからです。
なぜ膨らめなくなるかというと、肺は胸郭(肋骨)という枠に入っています。
ですので、胸郭が膨らんでくれないと肺は膨らめないのです。
では胸郭はどうやって膨らむのか?
それは、横隔膜や肋間筋、腹直筋などの筋肉が伸縮することで胸郭は広がったり縮んだりします。
つまり、胸郭を動かす筋肉が硬くなってしまうと深呼吸がしにくくなってしまうのです。
そして、胸郭を浮かす筋肉が硬くなってしまう原因としてよく言われているのが、

・姿勢
・ストレス
・睡眠不足
・喫煙
など…

姿勢や、ストレス、睡眠不足が胸郭を硬くし深呼吸をしにくくさせる。深呼吸しにくくなることでさらにストレスや睡眠不足になる。
負のスパイラルですね。

では、これを脱却するためには何をすれば良いか?

よく言われるのは生活習慣の改善です。
規則正しい生活習慣や食事のタイミングはよく言われますね。

そして適度な運動。
これもよく言われます。
でも、

「何すれば良いの?」

そこで今回のターゲットは、

「背骨」

です。
肺を取り囲んでいる肋骨は背骨につきます。
背骨が動きにくくなってしまうと、肋骨も動きにくくなってしまうのです。
背骨を動かす運動をすることで背骨を動かす筋肉が解れ、伸び縮みしやすくなることで肋骨も動きやすくなり、胸郭が広がりやすくなることで肺が膨らみやすくなるのです。
そこで今回は、背骨周りの筋肉を動かす運動を紹介したいと思います。
具体的な運動方法に関しては、当店のInstagramでわかりやすく解説しています。
https://www.instagram.com/coability_yaguchi?igsh=YzEyb214and1cm1l&utm_source=qr

道具を使ったり難しい運動ではないので、寝る前やテレビを見ながらなど、「〜しながら」で良いので
ぜひ行っていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。