睡眠障害

睡眠障害について

睡眠障害とは?

現代社会において、睡眠障害は多くの人が日常生活で直面する問題です。ストレス、生活習慣の乱れ、精神的な不安、あるいは身体的な健康問題が原因で引き起こされることがあります。一般的な睡眠障害には以下のようなものがあります

・不眠症:眠れない、あるいは中途覚醒が続く状態

・睡眠時無呼吸症候群:呼吸が一時的に止まることで深刻な健康リスクを引き起こすことがある

これらの問題が放置されると、日中の機能や健康に深刻な影響を与える可能性があります。

今回は、睡眠障害の原因や睡眠障害が与える影響、そして対策について解説していきたいと思います。

自律神経と睡眠

自律神経は、体内の自動的な機能を調整する重要な役割を果たしています。特に、交感神経と副交感神経は対照的な役割を担い、日々のリズムやストレス応答に密接に関与しています。これらの神経系がバランスを失うと、睡眠の質や量に影響を与えることがあります。
日中動いている時や活発的な動きの時に働くのが交感神経、リラックスした状態や寝ている時に働くのが副交感神経。不眠の多くは、交感神経が眠ろうとするときも高まったままで副交感神経がうまく働かず、ずっとリラックスできない状態が続いていることが多いです。

睡眠障害が与える影響

睡眠障害は身体にさまざまな悪影響を及ぼします。
・免疫力の低下
・高血圧、心臓病、脳卒中のリスク
・代謝の乱れ
・精神的健康への影響
・ホルモンバランスの低下
・筋肉や骨の健康への影響

睡眠は、健康にとってとても重要な役割を果たしていることがわかると思います。

睡眠改善のためのアプローチ

  • 生活習慣の見直し:規則正しい生活リズムや健康的な食事、適度な運動は良質な睡眠を促進します。
  • ストレス管理:ストレスは交感神経を活性化させます。入浴(温度にもよりますが)などリラクゼーションを促すことで、心身の緊張を緩和し、睡眠を改善させることができます。

何をすれば良い?

日中の行動

夜にしっかり眠るためには日中の行動にも気をつける必要があります。
簡単に言えば、適度に疲労させることです。
疲労させるのは身体も脳もです。
身体の疲労は運動がわかりやすいですね。
しかし、一人ひとり体力は違います。運動の強度・程度についてはそれぞれの体力と相談する必要があります。
そして、脳についてです。
「考える」という動作も体力が必要です。
初めて何かをした後にどっと疲れたなんてことはないでしょうか?
それは、身体だけではなく、脳もかなり疲労している状態です。
日中にしっかり活動しておくことで、夜、身体も脳も寝るモードになりやすくなります。

寝る前の行動

寝る直前まで積極的に動いていませんか?
特に、早く寝なければと時間に追われるように行動していると交感神経がどんどん促通されていきます。そんな状態で寝ようとすると当然眠れなくなります。寝る前の30分(理想は1時間)は心を落ち着かせてゆっくり過ごしましょう。携帯電話やテレビの視聴もできるだけ控えましょう。

また、寝る前のセルフワークも有効です。
寝る前のセルフワークについては、当店公式のInstagramで紹介しています。
興味のある方はぜひ見ていただければと思います。

https://www.instagram.com/coability_yaguchi/

今回は、睡眠障害の原因や睡眠障害が与える影響、そして対策方法について解説させていただきました。
健康でいるために、睡眠の質を上げるために、何か少しでも参考になればと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。






当店での施術

札幌市東区で整体×パーソナルジムをしています「Conditioning Gym CoAbility」です。

当店での施術は「西洋医学」と「東洋医学」の両方からアプローチを行っています。
西洋医学は主に病院で、東洋医学は主に鍼灸院などで行われることがほとんどですが、当店ではこの2つを融合させて施術を行っています。これは、単に2つの医療システムを組み合わせるだけでなく、それぞれの長所を活かし、みなさんの健康維持や施術をより効果的に行うための新たなアプローチです。

西洋医学と東洋医学の違いと特徴

まず、西洋医学と東洋医学の基本的なアプローチについて理解することが重要です。西洋医学は科学的な証拠に基づき、症状の原因を特定し、それに対して治療を行っていくことが特徴です。一方、東洋医学は体のエネルギーの流れやバランスを重視し、代表的な方法としては鍼灸や漢方があります。西洋医学は病気の症状を治療することに焦点を当てるのに対し、東洋医学は体全体のバランスを整えることを目指しています。

融合の可能性とメリット

両者のアプローチを融合させることで、健康管理や治療の幅が広がると期待されています。例えば、慢性的な疾患に対して西洋医学の治療を行いつつ、東洋医学のアプローチを取り入れることで、薬物の副作用を軽減しつつ治療効果を向上させることができます。また、予防医学の観点からも、東洋医学の方法を使って生活習慣の改善を促すことで、病気のリスクを減少させる効果が期待されます。

実際の取り組み

実際に当店ではどのように融合させているのか。
当店ではみなさんの痛み・悩みに対して、体の状態だけでなく、日常生活状況や睡眠、ストレスなど多岐にわたって総合的に分析し、西洋医学の観点から痛みや悩みの原因を具体化しながら、さらにその根本解決するために東洋医学の観点から全体のバランスや繋がりを考えながら施術を行っていきます。
単に硬い筋肉をほぐす、弱い筋肉をトレーニングするではなく、固くなってしまった原因をさまざまな視点から分析することで、その時だけ良くなるではなく、再発しないことを目標に施術を行っていきます。
また、冷え性やむくみ・睡眠障害など怪我や病気とは違った悩みに関しても、西洋医学と東洋医学の両方からアプローチしていくことで改善へ向けてできることがたくさんあります。

みなさんのお越しをお待ちしています。