肩こり

「その時だけ良くなる」を卒業するために大切なこと

一度はありませんか?

「施術してもらった後は調子いいんだけど、次の日には戻ってしまう。」

当院に来院される方とお話をしていると、このような声をよく耳にします。
せっかく施術を受けて楽になったのに、次の日には元どおり…。
「どうせまた戻るし…」と、改善を諦めてしまう方も少なくありません。

では、なぜ体はすぐに元に戻ってしまうのでしょうか?

不調の原因は“その場”ではなく“日々の積み重ね”

肩こりや腰痛など、つらい症状の多くは日々の姿勢や動作のクセ、生活習慣の積み重ねによって生まれます。

施術によって一時的に筋肉が柔らかくなったり、可動域が広がったりすることはもちろんあります。
しかし、原因となっている姿勢の崩れや動作のクセを変えない限り、体はまた同じ状態に戻ってしまうのです。

つまり、「その場でよくなること」と「根本的に改善すること」はまったくの別物。
普段の姿勢や生活習慣を見直すことが、再発を防ぐためのカギになります。

でも、姿勢を変えるのって難しい…

とはいえ、長年続けてきた姿勢や動作を急に変えるのは簡単なことではありません。
意識してもすぐに元に戻ってしまったり、「結局よく分からない」と感じる方も多いはずです。

だからこそ大切なのが、少しずつ・継続して取り組むこと
そしてそのために必要なのが、自分の生活や体の状態に合った“続けられるセルフケア”です。

「合わないセルフケア」が逆効果になることも

YouTubeなどで人気の運動を試してみたけれど、
・筋肉痛で動けなくなった
・きつくて続かなかった
・逆に痛みが悪化した
といった経験はありませんか?

合わないセルフケアは、体への負担となり、かえって不調を悪化させてしまうこともあります。
だからこそ、あなたの体に合った・無理なくできるセルフケアが大切なのです。

施術後に「また戻ります」とお伝えしています

当院では、ほとんどの方が施術後に体が楽になります。
そのため、あえて施術後のタイミングで「また戻ります」とお伝えしています。

「えっ、せっかく良くなったのに?」と驚かれるかもしれませんが、これはごまかしではありません。
施術によって一時的に筋肉が柔らかくなったり、痛みが和らぐのは事実です。
ただし、その不調を引き起こした根本的な原因(姿勢や生活習慣など)が変わらない限り、また同じ状態に戻ってしまうことが多いのです。
しかし、少なくとも施術直後の体までは改善できるという証拠でもあります。

だからこそ、施術直後の体の変化を実感していただいたうえで、
その後のセルフケアの重要性や、体を根本から変えていく流れについてしっかりとお伝えしています。

まずは体の状態を確認し、あなたに合ったケアを一緒に考えていきましょう。

不調は体からの大切なサイン

痛みや不調は、あなたの体が「何かおかしいよ」と教えてくれているサインです。
そのサインにしっかり耳を傾け、少しずつでも体と向き合っていくことで、きっと明るい未来が待っています。

あなたの毎日が、より快適で、笑顔にあふれたものになりますように。

「何から始めたらいいかわからない…」という方へ

ご安心ください。
お一人おひとりの生活スタイルや体の状態に合わせて、無理なく続けられるケアをご提案いたします。

「その時だけ」を卒業し、根本から健康な体を目指す第一歩として、
ぜひ一度、お気軽にご相談・ご予約ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

体温について

私たちの体温は、健康状態を大きく左右する要素の一つです。
しかし、現代人の多くは低体温傾向にあり、さまざまな体調不良の原因となっています。
体温を適切に維持し、上げることで、免疫力の向上や代謝の活性化、自律神経のバランス調整など、多くの健康効果が期待できます。
今回は、体温を上げることの重要性と、その具体的な方法について解説します。

体温が低いとどうなる?

通常、健康な成人の平均体温は36.5〜37.0℃とされています。
しかし、現代では35℃台の低体温の人も増えており、それが体調不良の原因となることがあります。
では、体温が低いとどのような影響があるのでしょうか?

1. 免疫力の低下

体温が1℃下がると、免疫力は約30%低下すると言われています。
これは、白血球の働きが弱まり、ウイルスや細菌に対する防御力が落ちるためです。
その結果、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。

2. 血流の悪化と代謝の低下

体温が低いと血流が滞りやすくなります。
血液は酸素や栄養を全身に運ぶ役割を担っているため、血流が悪くなると、エネルギー生産が低下し、冷えや疲労感、肩こり、頭痛などの症状が現れます。
また、代謝が低下することで脂肪が燃焼しにくくなり、太りやすくなる原因にもなります。

3. 自律神経の乱れ

体温が下がると、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
特にストレスを感じやすくなったり、睡眠の質が低下したりすることがあります。
自律神経の乱れは、ホルモンバランスの崩れや精神的な不調にもつながります。

4. 認知機能の低下

脳は血流によって酸素や栄養を受け取っています。
体温が低下すると血流が悪くなり、脳の機能が低下しやすくなります。
その結果、集中力の低下や記憶力の減退などの影響が出る可能性があります。
特に高齢者においては、低体温が認知症リスクを高める要因の一つとも考えられています。

体温を上げるメリット

では、体温を上げることでどのようなメリットがあるのでしょうか?

1. 免疫力が向上し、病気に強くなる

体温が1℃上がると、免疫力が5〜6倍に向上すると言われています。
体温を適切に維持することで、風邪やインフルエンザだけでなく、がんや生活習慣病の予防にもつながる可能性があります。

2. 血流が改善し、冷えや肩こりが解消

体温が上がると血管が拡張し、血流がスムーズになります。
これにより、冷え性の改善や肩こり、腰痛の軽減が期待できます。
また、血液の循環が良くなることで、肌のターンオーバーも促進され、美肌効果も期待できます。

3. 代謝が活性化し、ダイエット効果が高まる

体温が上がると、基礎代謝が向上し、脂肪が燃えやすい体になります。
特に、筋肉量が増えることで体温が上がりやすくなるため、運動習慣を取り入れることがダイエットには効果的です。

4. 自律神経が整い、ストレス軽減や睡眠の質向上

体温が適切に保たれると、自律神経のバランスが整いやすくなります。
これにより、ストレスが軽減され、リラックスしやすくなります。
また、深部体温が一時的に上昇した後に下がることで、入眠しやすくなり、質の良い睡眠がとれるようになります。

体温を上げるための具体的な方法

日常生活の中で、体温を上げるためにできることを挙げてみました。

1. 適度な運動を習慣にする

運動は体温を上げる最も効果的な方法の一つです。
特に、筋肉を使うことで熱が生産されるため、ウォーキングやストレッチ、筋トレなどを取り入れると良いと思います。
スクワットなどの下半身の筋トレは、熱を生産しやすく、冷え性対策にもなります。

2. 体を温める食事を意識する

食事の内容によっても体温は変わります。
特に、生姜、にんにく、唐辛子、根菜類(にんじん、ごぼう、大根など)、発酵食品(味噌、納豆、ヨーグルト)などは体を温める効果があります。
また、冷たい飲み物や食べ物を控え、温かいスープやお茶を飲むこともおすすめです。

3. お風呂に浸かる

シャワーだけで済ませるのではなく、38〜40℃のお湯に15〜20分ほど浸かることで、体の芯から温まります。
特に、寝る90分程度前に入浴することで、リラックス効果が高まり、深い睡眠につながります。

4. 衣服の工夫

寒い季節だけでなく、年間を通して「首・手首・足首」を冷やさないようにすると、体温が下がりにくくなります。
特に、冬場は重ね着をして保温し、夏場もエアコンによる冷えには注意が必要です。

5. 深呼吸や腹式呼吸を意識する

呼吸によっても体温を調整できます。
特に腹式呼吸を意識すると、自律神経が整いやすくなり、体温が安定します。
朝や寝る前にゆっくりとした深呼吸をする習慣をつけるのも良いと思います。

まとめ

体温を上げることは、免疫力の向上、血流の改善、代謝の活性化、自律神経の安定、認知機能の維持など、多くの健康メリットがあります。
日常生活の中で運動や食事、入浴などを工夫することで、体温を上げることができます。
健康的な生活を送るために、ぜひ今日から体温管理を意識してみてはいかがでしょうか。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ストレートネック

スマートフォンが普及し、毎日のように動画視聴やSNSなどで長時間使用している人も多いと思います。
スマートフォンを長時間使用することで姿勢が悪くなり、首や肩に負担がかかってしまうストレートネック。

通称、「スマホ首」。

現代社会において、スマートフォンは欠かせないツールだと思いますが、それによりストレートネックで悩んでいる方も多くなっています。
今回は、ストレートネックの症状や対策、予防方法についてお話しさせていただきたいと思います。

ストレートネックとは

通常、首の骨(頸椎)は前方向に緩やかなカーブを描いており、このカーブが頭の重さを支えています。
しかし、スマートフォンを使用するときには少しうつむいて下をむき続けるため、頸椎のカーブがなくなってしまい、真っ直ぐになってしまいます。
そして、その状態が長く続いてしまうことによって、周りの筋肉が固まってしまいます。
これが「ストレートネック」です。
頭の重さは5〜6kg程度といわれています。
本来、頸椎がカーブすることによって頭が体に対して真っ直ぐ乗るため、首周りへの負担は減りますが、ストレートネックはカーブがなくなってしまうため、前に傾いた状態であるため、首や肩に負担がかかってきます。
30度傾いた状態で約3倍、45度傾くと4倍の負担がかかるとも言われています。
その状態が長く続くと、首こりや肩こりへとつながってしまいます。

ストレートネックになりやすい人

スマホ首と呼ばれるように、スマートフォンを長時間使用する方がなりやすいのはもちろんですが、スマートフォンだけでなく、パソコンを長時間使用する方や読書など下を向く姿勢を長時間続ける人はストレートネックになりやすいです。
また、首周りの筋肉が弱い方もストレートネックになりやすいです。
そのため、男性よりも女性の方がなりやすく、若年層よりも高齢者の方がなりやすいと言われています。

ストレートネックの症状

ストレートネックの症状としては、首や肩の凝り・痛みがメインですが、酷くなってくると頭痛やめまい、吐き気などの症状も出てきます。
ストレートネックになると首や肩周りの筋肉が硬くなってしまうため、血行が悪くなるだけでなく場合によって神経も圧迫されてしまうことがあります。
それによりめまいや頭痛を起こすこともあります。
また、頚椎からは交感神経や副交感神経という自律神経も走っているので、首周りの筋肉が硬くなることで自律神経を圧迫してしまうと、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
自律神経のバランスが崩れてしまうと、不眠やうつ病、耳鳴り、発汗などさまざまな症状が出てきます。

ストレートネックを予防するには

ストレートネックを予防するためには、まずはスマートフォンやパソコンなどを長時間使用しないようにすること。
そして、使用するときの姿勢を注意することが一番です。
スマートフォンやパソコンなどで集中してくると画面を覗き込むように前のめりになることが多くなります。
すると、下を向く姿勢や前のめりになることで頭が前方へ傾いてしまい、首周りに負担がかかってしまいます。
スマートフォン使用中も画面との距離を離し、頭を前に突き出すような姿勢を取らないようにすることが重要です。
また、猫背姿勢もストレートネックの原因になりやすいと言われています。
背骨が丸みが強くなってしまうと、顔が前に出やすくなってしまうため、ストレートネックになりやすくなります。
背中を丸めないような姿勢をとっていくことが大切です。

もうすでになってしまった人は?

もうすでにストレートネックで困っている方は、首周り・肩周りの筋肉を解していくことが重要です。
ストレートネックの方は、背骨周り・肩甲骨周りの筋肉も硬くなってしまっている方が多いです。
首周り・肩周りの筋肉を解すためにも、まず背中や肩甲骨周りの筋肉を解すことが大切です。
そして、普段から背中を丸めないよう、少し胸を張るような姿勢をとるように意識しましょう。

また、簡単にできるセルフケアとしては、首や肩を温めるのが効果的です。
筋肉が固まってしまうと血流が悪くなってしまうため、血流障害による頭痛なども起こりやすいため、根本解決にはならないかもしれませんが、首・肩を温めるのも大切です。

根本解決するためには

ストレートネックはスマホやパソコンの長時間の使用など日々の生活習慣からくる影響がかなり強いです。
首や肩の張りの原因は多種多様です。
背中や肩甲骨が硬くなっている方は多いですが、さらに深掘りすると原因は無数にあります。


根本から解決したいと思っている方、症状が強い方はぜひご相談いただけれがと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

当院の特徴

当院に来院されるお客様の特徴としては、肩こりや腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症など腰痛症状でずっと悩まされている方が病院や整骨院に通っても良くならず、さまざまな整体院を巡ってくる方が多いです。

病院とは何が違うの?

例えば、みなさんは腰が痛くなったら最初にどこにいきますか?

整体院?
整骨院?
鍼灸院?

どこも悪くはないと思います。

しかし、私は「病院受診」を強く勧めます。
特に、“急に痛くなった症状”については、当院にお問い合わせがあっても病院を勧めます。

それは、
骨や靭帯の状態は正確にはわからないからです。
もちろん、検査をすることで骨折や靭帯損傷などの「予測」は可能です。
しかし、病院でのレントゲンやMRIなどと比べると明らかに精度が落ちてしまいます。

もし、仮に骨折や靭帯損傷など構造的な問題がある状態で整体を行なっても絶対に改善の方向にはいきません。
ですので、急に痛くなった痛みに関しては病院受診をお勧めし、構造的な問題がなければ当院へと説明しています。

それなら最初から最後まで病院でいいのでは?

病院を受診していただき、そのまま病院で治療を行い、症状が改善するのであればそれで良いと思います。

最初にお話しした通り、当院には病院や整骨院に通ってもなかなか症状が改善せず悩んでいる方が多くいらっしゃいます。
病院では注射や薬しか出してくれなかったり、リハビリを受けてもなかなか症状か変わらないという方です。


当院は“施術力”には絶対の自信を持っています。
実際に、当院の施術を受けた方は、

「こんなに楽になったのは初めてです」

というお声を多くいただきます。

日常生活の状態や姿勢や硬さなど体の状態を確認し痛みの根本原因を探り、そこを改善することで痛みを和らげて終わりではなく、さらに痛みを再発させないような体づくりまでを行なっていきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

2025年ご挨拶

明けましておめでとうございます。

みなさん、お正月はいかがお過ごしでしょうか。
自宅でゆっくり過ごした方、実家へ帰省した方、友達と遊びに行った方
さまざまだと思いますが、有意義な時間は過ごすことができたでしょうか。
本日(1月6日)から仕事始めという方も多いと思いますが、お正月中に肩や腰・股関節など痛めていませんか。
仕事が始まってしまうと
「時間がなくて行けない」
「行きたいけど、仕事終わりは開いていない」

など、なかなか自分のメンテナンスができないという方も多いと思います。
2025年、さまざまな目標や決意を設定した人も多いと思いますが、何をするにしても

健康が一番です。

健康でいなければ、やりたいこともできないですし、叶えたいことも叶えられないと思います。
そのためには、痛くなってから病院や整骨院へ行くのではなく、予防しておくことがとても大切です。
日頃からの少しずつの運動や食事コントロールなどご自身でもできることはたくさんあります。
私もそうですが、「今日だけサボる」は止める始まりです。
日々の少しずつの積み重ねが大事です。

具体的にどんなことをすれば良いかわからない方は、ぜひ当院にご相談ください。
一人ひとりにあったセルフケア方法、健康法をご提案させていただきます。

2025年も痛みや悩みを改善したいという期待に応え、みなさんに愛される整体院にしたいと思います。

2025年もよろしくお願いいたします。